二世帯同居で7,000万円の住宅ローンは重い?軽い?実際の支出・光熱費・メリットデメリットまとめ

2025/11/23

くらしとレビュー 補助-体験談

二世帯住宅と住宅ローン7000万円の家計リアル記事用サムネイル

「住宅ローン7,000万円」と聞くと、多くの人が「本当に返せるの?」「家計は大丈夫?」と不安に感じると思います。
しかし我が家では、二世帯同居により住居コストを大幅に抑えつつ、光熱費も太陽光発電と蓄電池のおかげでコントロールできています。
この記事では、実際に暮らしているからこそ分かるリアルなお金・暮らし・メリット・デメリットをすべて公開します。

二世帯住宅と住宅ローン7000万円の家計リアル記事用サムネイル

我が家の二世帯住宅の構造と暮らし

購入したのは、玄関だけ共有の二世帯住宅です。生活スペースははっきり分かれているため、日常の家事やプライベートはほとんど干渉しません。

● 間取りと生活ゾーンの詳細

  • 1階:親世帯(2LDK)
  • 2階:子世帯(3LDK)
  • 玄関は1つで共有
  • キッチン・お風呂・トイレは完全に別

玄関以外が分離しているため、生活音や食事時間が違っても干渉しにくく、比較的ストレスの少ない構造になっています。

二世帯住宅を選んだ理由|親の家賃補助がなくなる問題

二世帯住宅を選んだ一番の理由は、親の家賃補助が定年でなくなることでした。 親が賃貸に住み続ければ、月10万円前後の家賃が必要になるうえ、老後の不安もふくらみます。

そこで、「親・子それぞれで賃貸に住むより、二世帯住宅を買って共同生活した方が経済的にも合理的では?」と判断し、思い切って購入しました。

結果として、親から月9万円の家賃(共益費)を受け取りつつ、お互いに無理のない範囲で暮らせるようになりました。

住宅ローン7,000万円の内訳|ペアローンで負担を分散

我が家の住宅ローンの内訳は以下の通りです。

  • 土地代:3,000万円
  • 建物代:4,000万円
  • 合計:7,000万円

● ペアローンの借入内容

  • 夫:5,000万円(0.5%) → 月13.5万円
  • 妻:2,000万円(0.5%) → 月5万円
  • 毎月の合計返済:18.5万円

ボーナス払いはなし。返済計画が安定し、家計管理のストレスが少なくなります。

● 固定資産税

年額14万円ほどです。

妻:2,000万 夫:5,000万 ペアローン内訳(合計7,000万円)
借入の割合が視覚化されると返済計画が立てやすい。

家計のリアル公開|二世帯だとどれくらい安くなる?

ここでは、実際の月収・支出をすべて公開します。二世帯同居だからこその家計構造がよく分かる内容です。

● 月の収入

  • 夫:手取り35万円
  • 妻:手取り20万円
  • 親からの家賃:月9万円
  • 合計:64万円

● 月の支出(最新版)

  • 住宅ローン:18.5万円
  • 電気代:6,000円
  • 売電収入:11,000円 → 実質 -5,000円
  • 水道代:2か月で9,000円
  • 食費:5万円
  • 外食費:2万円
  • 通信費:5,000円
  • 美容費:1万円
  • 日用品:1万円
  • テニス費:2万円

特にインパクトが大きいのは、電気代が実質マイナスになる月もある点。 太陽光+蓄電池により、自家発電した電気で生活しつつ、余剰電力を売却できています。

二世帯同居のメリット

1. 親からの家賃で住居費が大幅に軽くなる

月9万円の家賃収入は非常に大きく、ローン7,000万円でも返済にゆとりが生まれます。 家計の安定に直結しており、二世帯最大のメリットといえます。

2. 太陽光+蓄電池の相乗効果で光熱費が安定

一般家庭なら1〜2万円かかる電気代が、我が家では実質プラス収支になることもあります。 物価高の中で、光熱費がコントロールできる安心感は非常に大きいです。

3. 不在時の荷物の受け取りが助かる

共働き家庭にとって、荷物の再配達は地味にストレスになるもの。 親が在宅していることが多いため、荷物の受け取りがスムーズで、ネット通販のハードルがぐっと下がりました。

4. 家族同士でサポートし合える環境

これから子育てが始まる家庭にとって、近くに頼れる存在がいるのは大きな安心につながります。 急な体調不良や困りごとにも柔軟に対応しやすく、精神的な負担が減る点もメリットです。

二世帯同居のデメリット

1. 生活音がどうしても伝わりやすい

玄関共有のため「帰宅音・外出音」が上下階に伝わります。 完全に気にしないというわけにはいかず、お互いにある程度の配慮が必要です。

2. 友人や来客を気軽に呼びづらい

親が在宅していることが多いため、友人を呼ぶ際に遠慮してしまう場面があります。 子どもが大きくなるにつれ、来客の数も増えるため、この点は今後の課題になるかもしれません。

3. 家づくりの意見が割れやすい

二世帯住宅は世代が違う人と一緒に建てるため、設備・収納・動線などで考え方が分かれることが多いです。 とくに「費用の優先順位」「必要な設備」「間取りに対する価値観」はぶつかりやすいポイントでした。

4. 子世帯のスペースは単世帯よりコンパクト

二世帯住宅は合計の延床面積は広いですが、1世帯あたりの自由度は下がる傾向があります。 収納や個室をどこまで確保するか、事前の検討が重要です。

将来の暮らし・育休・子育てとの相性

我が家は今後、子どもを2〜3人希望しており、夫婦で育休を取得後、保育園に預けて復職する予定です。

二世帯住宅は以下の理由から、子育て期との相性が良いと感じています。

  • 住宅費が実質軽い
  • 光熱費が安く、実質黒字の月もある
  • 親のサポートを受けられる安心感

まとめ|二世帯住宅は「合う家庭には最強の家計戦略」

二世帯住宅にはメリットもデメリットもありますが、家計という視点で見れば、非常にコスパの良い選択肢になりえます。 ローン7,000万円でも無理なく暮らせる理由は、住居費を親世帯と分担し、太陽光と蓄電池によって光熱費を抑えられているためです。

これから二世帯住宅を検討している方にとって、本記事が具体的な参考になれば嬉しく思います。

スポンサーリンク

自己紹介

このブログを検索

最新記事

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

SNSリンク