オール電化×太陽光で電気代が激減!二世帯住宅のリアルな1年半の実績

2025/08/16

くらしとレビュー 補助-体験談

最終更新日: 2026/03/20
オール電化と太陽光発電を活用した二世帯住宅の節約イメージ。再生可能エネルギーで電気代を削減する家のイラスト

「昨今の電気代高騰で、オール電化の二世帯住宅なんてとんでもない額になりそう…」
マイホームを計画中の方や、光熱費の見直しを考えている方の多くが、そんな不安を抱えているのではないでしょうか。

しかし、正しい設備選びと日々のちょっとした「電気の使い方の工夫」があれば、毎月の電気代の恐怖から解放されるどころか、なんと「年間トータルで光熱費が黒字(売電収入が上回る)」状態を達成することも夢ではありません!

この記事では、大容量の太陽光パネル(11.7kW)と蓄電池(7kWh)を搭載したわが家(二世帯・オール電化・EVあり・床暖房&エアコン常時運転)の、リアルな1年半の電気代実績を1円単位のウソ偽りなく完全公開します!

太陽光発電は本当に費用対効果があるのか?季節ごとの売電・買電の推移から、今日から真似できる節約運用ルールまで、エコで賢い家計管理のヒントをぎっしり詰め込みました。

オール電化と太陽光発電を活用した二世帯住宅の節約イメージ。再生可能エネルギーで電気代を削減する家のイラスト
この記事でわかること
  • オール電化×太陽光の二世帯住宅のリアルな電気代推移(年間・季節別)
  • 売電・買電・電気自動車(EV)充電を含めた「自家消費率」を高めるルール
  • 蓄電池やエコキュートの活用で節約を最大化するポイント
  • 注意すべきデメリット(天候への依存リスクやFIT制度の終了など)

まずは結果発表!年間まとめ(平均額)

「月あたりいくら得しているの?」という一番気になる結論からお見せします。わが家は基本料金ゼロの「ループでんき(2024年3月〜)」と契約しています。

年度 買電(月平均) 売電(月平均) 差引(月平均) トピック
2024年 約6,000円 約11,000円 約+4,700円 EV導入/ループでんきへ変更(3月〜)
2025年(1〜7月) 約6,400円 約12,300円 約+6,000円 運用安定/春〜初夏で黒字厚い

なんと、二世帯同居で電気自動車(EV)の充電までしているのに、毎月平均で約5,000〜6,000円の黒字(儲け)が出ています。オール電化なのでガス代もゼロ。光熱費が実質無料になるどころか、お小遣いが入ってくる状態です。

季節でどう変わる?(春夏秋冬の平均)

太陽光発電は「お天道様次第」。どの季節に“昼へ消費を寄せる”と効果的かがよく分かります。

シーズン 買電(月平均) 売電(月平均) 差引(月平均) ポイント
春(3〜5月) 約5,000円 約13,000円 約+8,000円 最も稼げる。家事・給湯・EVを昼に集中
夏(6〜8月) 約4,000円 約12,700円 約+8,700円 発電強い。常時冷房OKでも黒字厚い
秋(9〜11月) 約6,300円 約8,900円 約+2,600円 緩やかに落ちる。昼タスク維持
冬(12〜2月) 約10,000円 約9,600円 約-400円 床暖で消費増。昼炊き・昼充電で赤字最小化

日差しが弱まる上に、全館床暖房がフル稼働する「冬」はさすがに買電が上回り数百円の赤字になりますが、春〜秋の黒字の貯金で余裕でカバーできています!

黒字化を達成した「最強の運用ルール5箇条」

太陽光パネルは「載せただけ」では最高のパフォーマンスを発揮しません。黒字を叩き出すためのわが家の合言葉はズバリ、『晴れた昼に消費を寄せる』です。以下の5つを習慣化しました。

  • 晴れたら昼家事: 洗濯乾燥機・食洗機・夕飯の下ごしらえ(IH調理)を、太陽がガンガン発電している日中に寄せる
  • エコキュートは「昼炊き」: 従来は深夜電力で沸かすのが常識でしたが、太陽光がある家は「日中の余剰電力でお湯を沸かす」のが正解。夜間の買電を劇的に減らせます。
  • EV(電気自動車)は二段運用: ベースは深夜電力で充電し、休日の晴れた日は昼間に上積み充電をする。
  • 空調はつけっぱなし派: エアコンや床暖房のON/OFFを繰り返すより、効率維持でつけっぱなしが正解。空調をケチるより、昼に家事を集めるほうが節約効果が大きいです。
  • 会計一本化で揉めない: 二世帯住宅でも電気メーターは1つに統合。親世帯ではなく子世帯が買電を支払い、売電収入も受け取るルールにすれば、節電のモチベーション維持と意思決定がスムーズです。
【冬の電気代の元凶?床暖房のリアルはこちら】
冬に消費電力が増える「全館床暖房」のメリット・デメリットを徹底解説しています。 ▶︎ 一条工務店の全館床暖房は本当に暖かい?電気代・後悔ポイント・口コミを徹底解説

設備投資と注意点(知っておくべきデメリット)

これだけの成果が出る理由と、導入前に知っておくべきデメリット(注意点)です。

太陽光11.7kW × 蓄電池7kWhの威力

二世帯住宅の電力を賄うため、パネルは11.7kWと大容量を搭載。さらに7kWhの蓄電池を導入したことで「昼に発電→蓄電→夜に使う」というサイクルが完成し、高い電気を買う機会を極限まで圧縮できました。 また、停電などの災害時でも冷蔵庫・照明・通信を確保でき、EV(リーフ)からの給電(V2H)も併用すれば停電の不安はほぼゼロです。

注意すべきデメリット:天候依存と売電価格(FIT)の下落

当然ですが、梅雨や秋雨前線の時期、雪が積もった日など悪天候が続くと全く発電せず、一気に買電が増えます(天候依存リスク)。 また、国が定めた固定価格買取制度(FIT制度)による売電価格は年々下落しています。「電気を売って儲ける」時代は終わり、これからは「いかに高い電気を買わずに、自宅で作って使い切るか(自家消費率の向上)」が設備投資を回収する最大のポイントになります。

🔍 筆者の本音・実体験(EV導入と電力会社の見直し)

わが家の自家消費率(つくった電気を自分たちで使った割合)は、EV(日産リーフ)を導入したことで、2024年の約83%から2025年には約92%へ飛躍的に向上しました。リーフが「走る巨大な蓄電池」として機能するため、ガソリン代がほぼゼロになり、電気代も黒字という「移動も生活もタダ」のようなチート状態になっています(笑)。

また、2024年3月に基本料金ゼロの市場連動型プラン「ループでんき」に切り替えたことも大きかったです。太陽光と蓄電池がある家は「電気を買う量が極端に少ない」ため、基本料金が無料のプランと非常に相性が良いのです。現在の買電の実勢価格は約34〜38円/kWh、売電は約16円/kWhのレンジ感。電力会社のプランは日々変わるので、面倒でも「半年ごとの見直し」を強くおすすめします!

オール電化と太陽光発電による電気代削減のイメージ図
太陽光発電とオール電化を組み合わせることで実現できた電気代削減のイメージ図

月別データとグラフで見る完全実績

2023年12月〜2025年7月の推移です。グラフで全体像を、折りたたみ表で月ごとの生データを確認できます。

各月の買電 vs 売電の推移グラフ
グラフ1:各月の買電 vs 売電 (¥)
各月毎の合計 (売電 − 買電)の推移グラフ
グラフ2:各月毎の合計 (売電 − 買電)
各月の発電量 / 消費量 / 売電量の推移グラフ
グラフ3:各月の発電量 / 消費量 / 売電量 (kWh)
📊 月別生データ(概算)を開く
年月 買電 (Buy) 売電 (Sell) 差引 (Net) 特記事項
2024/01約1.0万円約0.9万円±0円
2024/02約1.2万円約0.9万円約-0.3万円EV導入・昼充電
2024/03約0.7万円約1.2万円約+0.5万円ループ電気(3月〜)
2024/04約0.4万円約1.3万円約+0.9万円
2024/05約0.2万円約1.4万円約+1.2万円春のピーク
2024/06約0.2万円約1.4万円約+1.2万円
2024/07約0.4万円約0.9万円約+0.5万円
2024/08約0.6万円約1.4万円約+0.8万円
2024/09約0.7万円約1.3万円約+0.6万円
2024/10約0.5万円約0.8万円約+0.3万円
2024/11約0.7万円約0.6万円約-0.1万円
2024/12約0.8万円約0.9万円約+0.1万円
2025/01約1.2万円約0.8万円約-0.3万円床暖ピーク
2025/02約0.9万円約1.2万円約+0.3万円
2025/03約0.9万円約1.1万円約+0.2万円
2025/04約0.5万円約1.5万円約+1.0万円
2025/05約0.3万円約1.4万円約+1.1万円
2025/06約0.3万円約1.3万円約+0.9万円
2025/07約0.4万円約1.4万円約+1.0万円夏の高発電

よくある質問(FAQ)

Q. まず何から節約を始めるべきですか?
A. 「晴れた昼に寄せる」ことから始めましょう。洗濯乾燥機・食洗機・夕飯の下ごしらえ・エコキュートの湯沸かし・EV充電などを、太陽光が一番発電している日中に集めるだけで劇的に変わります。
Q. 空調(エアコンや床暖房)の「つけっぱなし」は損しませんか?
A. 高気密・高断熱の家であれば、ON/OFFを繰り返すより「効率維持」でつけっぱなしにする方が消費電力を抑えられます。空調をケチるよりも、前述の「昼に家事を集める」ほうが圧倒的に節約効果が大きいです。
Q. EV(電気自動車)を充電すると売電収入が減りませんか?
A. 確かに売電収入は少し減りますが、それ以上にガソリン代や夜間の「買電(高い電気を買うこと)」を回避する効果が上回るため、家計全体で見ると大幅なプラス(黒字)になります。
Q. 電力会社はどう選ぶのが正解ですか?
A. ご家庭の生活スタイルが「昼寄せ型(昼に電気をよく使う)」か「夜寄せ型(夜しか使わない)」かによって、時間帯単価と基本料の有無を比較してください。料金プランは頻繁に改定されるため、最低でも半年ごとに見直すことを推奨します。

まとめ:太陽と設備を味方につけて賢く暮らそう

二世帯住宅×オール電化という一見電気代が高くなりそうな条件でも、合言葉である「晴れた昼に寄せる」を徹底するだけで、これだけの黒字を生み出すことができます。

太陽光11.7kWと蓄電池7kWhという強力なインフラに、エコキュートの昼炊きやEVの昼充電を組み合わせれば、日々の生活を我慢することなく大きな節約が可能です。「ループでんき」などの市場連動型プランへの契約見直しも定期的に行いながら、ぜひわが家の運用ルールを参考にしてみてくださいね!

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