テニスガットおすすめ7選|初心者〜中級者の選び方と失敗しないセッティング完全ガイド

2025/12/11

テニス 補助-ノウハウ

テニスガットのおすすめと選び方をわかりやすく解説した記事のサムネイル画像

「ガットって種類が多すぎて、どれを選べばいいの?」と迷っていませんか。ナイロン・ポリ・ナチュラル・ハイブリッド…名前だけ聞いても違いがわかりにくく、ショップのおすすめのままに張っている人も多いはず。本記事では、テニスガットの基礎と選び方をやさしく整理したうえで、レベル別・悩み別におすすめガット7選を具体的な商品名つきで紹介します。初めてポリを張って手首を痛めた筆者の失敗談も交えながら、「自分に合う1本」の見つけ方を丁寧に解説していきます。

テニスガットのおすすめ7選と選び方をイメージしたテニスラケットとストリングの写真

本記事では、ナイロンガット・ポリガット・ナチュラル・ハイブリッドなどの違いと、テニスガットおすすめ7選をレベル別にわかりやすく解説します。

テニスガットの基本|種類と特徴をざっくり整理

「そもそもガットの違いって何?」を最初に整理しておくと、後の選び方が一気に理解しやすくなります。難しい用語を避けて、直感的にわかるようにまとめました。

ナチュラルガット|最高の打感・テンション維持・ホールド感

牛の腸を原料にしたナチュラルガットは、しっかりボールをつかんで飛ばす独特の打球感が魅力。プロの使用率も非常に高く、テンション維持力はすべてのガットの中でトップクラスです。ただし価格は高めで、雨に弱い点がデメリット。一般プレーヤーは「試合用の特別な一本」として使う人が多いです。

ナイロン(マルチフィラメント)|柔らかくて扱いやすい万能タイプ

初心者〜中級者の標準といえばナイロン(マルチ)。内部の繊維が細かく束ねられ、クッションのように衝撃を吸収するため、打感が柔らかく、肘や手首を痛めにくいのが特徴です。パワーも出しやすいため、ラリーが安定しやすく、「迷ったらナイロンマルチ」が基本になります。

ポリエステル(ポリ)|スピン・コントロールに優れるが硬い

ポリはスピン性能・耐久性・コントロール性能に優れるガット。プロや上級者に人気ですが、硬くて衝撃が強いため、人を選びます。スイングスピードが速く、しっかり振り切れる人には強い味方ですが、初心者が張ると「飛ばない・痛い・しんどい」と失敗しがちです。

実際に筆者も、初めてポリを張って新球で壁打ちをしたとき、手首を痛めて数日間ラケットが握れなくなった経験があります。ポリは「扱える人が使うガット」だと意識しておくのが安全です。

ハイブリッド|ナイロン+ポリで“いいとこどり”

最近増えているのが「縦ナイロン・横ポリ」などのハイブリッド。打感の柔らかさとスピン性能の両立がしやすく、体への負担も抑えやすいセッティングです。「フルポリは怖いけど、少し競技者っぽい打ち心地にしたい」という人に最適です。

テニスガットのざっくり比較 ナイロン ◎やわらかい ◎肘にやさしい △スピンほどほど ポリ ◎スピン&耐久 ○コントロール △体への負担 ハイブリッド ◯打感バランス ◯スピン性能 ◯ケガ予防
「ナイロン=柔らかい」「ポリ=硬くスピン」「ハイブリッド=ちょうど中間」と覚えると理解しやすくなります。

テニスガットの選び方|まず決めるべき4つの軸

多くの人が「おすすめガットの名前」から探そうとしますが、実はその前に自分のタイプを知ることが最重要ポイントです。

1. レベル(初級・中級・上級)

初心者はやわらかいナイロン、中級者はナイロン or 柔らかめポリ、上級者はポリやハイブリッド…と、レベルで向いているガットが変わります。

2. 体への負担(肘・手首・肩)

少しでも不安があるなら、最初からポリを選ばない方が安全。打感の柔らかさを重視するのが長くテニスを楽しむコツです。

3. 目指したいプレー(スピン・フラット・タッチ系)

スピン重視→ポリ or ハイブリッド フラット重視→やや硬めのナイロン タッチ系→ナイロンマルチ

4. 予算と張り替え頻度

ガットは「切れていなくても劣化」します。最低でも3〜6か月に1回は張り替える前提で選ぶと、失敗しにくくなります。

テニスガットおすすめ7選|レベル別・悩み別に厳選

ここでは、扱いやすさ・価格・性能のバランスを踏まえて、一般プレーヤーにおすすめしやすい7種類のガット(商品名あり)を紹介します。

おすすめ1:ヨネックス POLYTOUR PRO 125|ポリ入門の大定番

スピン性能・コントロール性能に優れる柔らかめポリ。中級以上で「ポリに挑戦したい」人の最初の一本として非常に人気です。テンションは45〜48ポンドの低めからが安全。

おすすめ2:テクニファイバー Triax|柔らかさとコントロールの両立

マルチにポリエステルファイバーを混ぜたハイブリッド系ガット。柔らかさ・反発・耐久性をバランスよく兼ね備え、ナイロンからのステップアップに最適です。

おすすめ3:テクニファイバー MULTIFEEL|柔らかくて肘にやさしい

やわらかいナイロンマルチの代表格。初級〜中級で「まずは無難に扱いやすいガットが良い」という人に向いています。肘や手首の不安がある人にも推奨されます。

おすすめ4:ヨネックス REXIS SPEED 130|パワフルな高反発ナイロン

ナイロンマルチの中でも反発が強いモデル。ポリより柔らかいけれど、攻撃的なショットも打ちたい中級者に最適です。

おすすめ5:GOSEN AK PRO 系マルチ|国産の安定した品質

日本メーカーとして信頼性が高いゴーセンのマルチ系ガット。価格と性能のバランスが良く、初級〜中級で扱いやすい「間違いない一本」です。

おすすめ6:Toalson シンセティック系|コスパ重視の練習用に

コスパ抜群のナイロンガット。練習量が多い人や、張り替え頻度を増やしたい人向け。試合用と練習用で使い分けるのもおすすめです。

おすすめ7:ナチュラル×ポリのハイブリッド|試合用のご褒美セッティング

プロでも主流のハイブリッドセッティング。ナチュラルの感触+ポリの操作性で、試合用の一本を作りたい中上級者に最適。ただしコストは高め。

ケース別おすすめセッティング例

「どれを選べばいいか迷う」という人のために、よくある3つのケースでセッティング例を紹介します。

ケース1:初中級・週1〜2回のレッスン

  • ガット:MULTIFEEL or GOSENマルチ
  • テンション:48〜52ポンド

ケース2:中級・スピンで攻めたい

  • ガット:POLYTOUR PRO 1.25
  • テンション:45〜48ポンド

ケース3:練習用と試合用を使い分けたい

  • 試合用:縦ナチュラル×横ポリ
  • 練習用:Triax or ナイロンマルチ

ガットのテンション(ポンド)の決め方

ガット選びと同じくらい重要なのがテンション設定。硬すぎれば飛ばず、低すぎれば暴れます。

基準は「推奨テンションの真ん中−2〜3ポンド」

迷ったらラケット推奨値の中間より少し低め。これが最も失敗が少ないです。

ポリはナイロンより2〜3ポンド低めが基本

ポリは同じ数値でも体感が硬いため、低め設定が合いやすくなります。

ガットの張り替え時期の目安

  • 週1:3〜4か月に1回
  • 週2〜3:1〜2か月に1回
  • 週4以上:毎月 or 切れたとき

切れていなくても性能は劣化しています。「飛ばない」「ボヨンとする」「毛羽立ち」が出たら交換のサインです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 初心者でもポリガットを使っていい?

おすすめしません。フォームが安定していない時期は、硬いポリは負担が大きいです。

Q2. 手首を痛めたことがある場合は?

筆者も初めてポリを張って手首を痛めた経験があります。違和感がある時期は、ナイロンマルチやTriaxなど柔らかいガットを選ぶのが安全です。

Q3. ガットとラケットどっちを先に変えるべき?

ガットを優先しましょう。ラケットを変えなくても、ガットの種類とテンションだけで打感は大きく変わります。

まとめ|テニスガットは「タイプ×レベル×体の相性」で選ぶ

ナイロン・ポリ・ハイブリッド・ナチュラルと種類が多いガットですが、ポイントはシンプル。まずは自分のレベルと体の状態を優先して選び、そのうえでスピン・パワー・コントロールの好みに合わせて調整すれば、必ず“自分に合う1本”が見つかります。

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