【CSSで簡単】Blogger記事一覧をスマホで横並び+カード風に整える方

2025/09/15

くらしとレビュー 補助-ブログ運営

Blogger QooQ テーマのスマホ記事一覧をカード風にカスタマイズ(横並び・16:9・影・タイトル3行)サムネイル

本記事は、BloggerのQooQテーマを使いスマホの「記事一覧」をカード風に最適化した実録レポートです。サムネイルを左、タイトルを右に配置し、16:9で統一・タイトル3行・薄い影で読みやすく。SEO/AdSenseのナビゲーション誤認に配慮した安全なカスタマイズ手順を、コピペできるCSS付きでまとめました。

この記事のゴール(Before → After)

既定の一覧はサムネイルが大きく縦積みで、スクロール量が増えがちでした。そこで以下を同時に実現します。

  • サムネイル左/テキスト右の横並びに(視線移動が短く、情報が読み取りやすい)
  • サムネイルは16:9で統一(高さバラつき・行ズレ解消)
  • タイトルは3行まで(長いタイトルでもレイアウト崩れを防止)
  • カテゴリ→日付の順で整列(情報の優先度が明確)
  • 薄い影(box-shadow)でやさしく区切り、線や装飾過多を避けてAdSense誤認を回避

すべてCSSのみで対応し、テンプレート本体の大改造は不要。PC表示の見た目は維持しつつ、スマホだけ最適化します。

最終形:コピペOKの完成CSS(スマホのみ適用)

管理画面 → テーマカスタマイズ詳細設定CSSを追加 に、以下をそのまま貼り付ければOKです。

@media (max-width:768px){

  :root{
    --thumb-w: 128px;  /* サムネ幅(120〜140pxで調整) */
    --gap: 12px;       /* 画像とテキストの間隔 */
  }

  /* 記事リストの1アイテムを2カラムのGridに */
  .list-item,
  .list-item > a{
    display: grid !important;
    grid-template-columns: var(--thumb-w) 1fr;
    column-gap: var(--gap) !important;
    align-items: start !important;
    margin: 14px 0;
    padding: 0 !important;
    border: none !important;
    background: transparent !important;
    box-shadow: 0 2px 6px rgba(0,0,0,0.08); /* 薄い影で区切り(好みで調整) */
    border-radius: 0; /* 角丸なし。丸めたいなら 6px */
  }

  /* サムネイル:16:9に統一(高さが揃い、行ズレ解消) */
  .list-item img{
    width: var(--thumb-w) !important;
    height: calc(var(--thumb-w) * 9 / 16) !important;
    aspect-ratio: 16/9;
    object-fit: cover !important;
    border-radius: 0 !important; /* 四隅を直角に */
    display: block;
    margin: 0 !important;
  }

  /* テキスト側:上端を画像とそろえ、少しだけ下げて美しく */
  .list-item-inner{
    min-width: 0 !important;
    padding: 0 !important;
    margin: 0 !important;
    display: flex !important;
    flex-direction: column !important;
    justify-content: flex-start !important;
    gap: .4em !important;
  }

  /* タイトル(3行まで表示、画像上端より8px下から開始) */
  .list-item-inner h2,
  .list-item-inner h3,
  .list-item-title{
    order: 1 !important;
    font-size: 1.05rem !important;
    line-height: 1.5 !important;
    margin: 8px 0 0 0 !important; /* ←好みで 6〜10px */
    font-weight: 700 !important;
    display: -webkit-box !important;
    -webkit-line-clamp: 3;
    -webkit-box-orient: vertical;
    overflow: hidden !important;
  }

  /* カテゴリ(バッジ)→ 日付の順に */
  .list-item-category{
    order: 2 !important;
    display: flex !important;
    gap: .35em !important;
    margin: 0 !important;
    font-size: .82rem !important;
    justify-content: flex-start !important;
  }
  .list-item-category-item{
    padding: .25em .6em !important;
    border-radius: 3px !important;
  }

  .list-item-date{
    order: 3 !important;
    font-size: .82rem !important;
    opacity: .8 !important;
    margin: 0 !important;
  }
}

適用手順(AdSense配慮の安全ルート)

  1. バックアップ:テーマ > カスタマイズ > HTMLを編集からテンプレートを一括保存(万一の復旧用)。
  2. カスタムCSSの追加:テーマ > カスタマイズ > 詳細設定 > CSSを追加に上記CSSをまるごと貼り付け。
  3. 競合を排除:以前に入れていた「スマホ用の記事一覧CSS(flexや%幅指定)」は削除。重複で意図しない表示になるのを防ぎます。
  4. プレビューで確認:スマホ表示のみが変わっていることを確認(PCは未変更)。
  5. CLS(レイアウトシフト)対策:画像は16:9固定なのでスクロール中のガタつきが減り、ユーザー体験と広告評価にプラス。

なぜこの設計が「SEO/AdSenseに強い」のか

  • 情報の密度を調整:サムネを小さく左に寄せ、タイトル3行までで一覧の走査速度を上げる(直帰率・回遊改善が見込めます)。
  • ナビゲーション誤認の回避:派手なボタン風装飾や外部リンク・画像リンクは避け、シンプルなリンクのみ(AdSenseポリシーに配慮)。
  • CLSの抑制aspect-ratio:16/9で高さを先に確保し、描画後のズレを抑制(モバイルCore Web Vitalsに好影響)。
  • 可読性の安定-webkit-line-clampでタイトルを最大3行に制御。長文タイトルでも崩れず、一覧での印象が揃います。

数値の目安とデザイン調整のコツ

  • サムネ幅(--thumb-w):128pxが基準。情報量が多いなら120px、画像重視なら140px
  • 画像とテキストの間隔(--gap):一覧をタイトにしたいなら10px、ゆとりを持たせるなら14px
  • タイトル開始位置(margin-top):8pxが自然。行間・フォントによって6〜10pxで微調整。
  • 影(box-shadow):標準は0 2px 6px rgba(0,0,0,0.08)。もっと控えめなら0.05、強めなら0.12へ。
  • タイトル文字サイズ(.list-item-title / h2 / h3):基準は1.05rem。情報密度を上げたいときは1.00rem、見出しを強調したいときは1.10〜1.12remまでがバランス良。
    併せて行間は1.45〜1.55、最大表示行数は-webkit-line-clamp: 3(2〜4行で調整)がおすすめ。

実録メモ:つまずきと解決策(同じ悩みを最短で解消)

  • 画像サイズが微妙にバラつく:%幅指定をやめ、aspect-ratio:16/9+Gridで左列を固定幅に。元画像が16:9ならぴたりと一致。
  • タイトル左の“開始ライン”が揃わない:右列にdisplay:flexjustify-content:flex-start、タイトルに適切なmargin-topを付与。
  • ラベル・日付の順序がページによって違う:CSSのorderタイトル→カテゴリ→日付 を強制整列。
  • 罫線か影かで迷う:AdSenseのナビゲ誤認を避け、見た目の圧を下げたいなら薄い影が無難。線は情報的で固め。

よくある質問(Q&A)

Q. 画像の角丸は付けない方がいい?
A. 本記事では角丸なし(0)を採用。背景が白基調なら直線的でフラットに整います。丸めたい場合は border-radius:6px; に。

Q. 2行にしたい/4行にしたい等の調整は?
A. -webkit-line-clamp: 2;4; に変更。長すぎると一覧の高さが伸びるので、3行までがバランス良。

Q. PC表示も同じカード風にしたい
A. 可能です。PCは表示幅が広いので、2〜3列のグリッド+影のほうが一覧性が高まります。

Q. QooQ以外でも使える?
A. はい。要は「一覧アイテムの親にGrid(固定列+可変列)・画像にaspect-ratio・テキスト列をFlexで縦積み」の3点が効けばOK。クラス名だけ置き換えてください。

まとめ

スマホ一覧の肝は左列を固定幅・画像は16:9・右列を縦積みの3点。これだけで視認性・回遊性・CLSが改善し、SEO/AdSenseにもやさしいデザインに仕上がります。今回はCSSだけで実装したので、導入も安全。

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