テニスベア レベル徹底解説|1〜9段階の目安・比較・イベント選び・上達法

2025/09/10

テニス 補助-ノウハウ

テニスベア レベル 徹底解説 目安 比較 レベルアップ(サムネイル)

テニス仲間や試合を探せるアプリ「テニスベア」。参加時に重要なのが「レベル」です。レベルは1〜9まであり、自分で選びますが、「どれを選べばいい?」「同じ表記でも強さが違う…」と悩む声が多いのも事実。本記事では、レベルの仕組み・よくあるズレの原因・スクールやNTRP、草トーナメントとの目安対応・イベント選びのコツ・上達の手順までを、実践的にまとめます。

テニスベア レベル 徹底解説 目安 比較 レベルアップ(サムネイル)

第1章:テニスベアのレベルってなに?

テニスベアの「レベル」は、プレーの強さや経験の目安を数字で表したものです。1〜9の9段階で、数字が大きいほど上級者を意味します。大会の成績だけで決まるわけではなく、プロフィールで自分で選ぶ(自己申告制)のが特徴。目的は、実力が近い相手と気持ちよくテニスを楽しむことです。

レベルが適切だと、練習や試合のバランスが良くなり上達も早まります。逆にズレると「一方的に勝つ/負ける」「練習にならない」といったミスマッチが起きやすくなります。

第2章:レベルごとの目安(Lv1〜9)

個人差はありますが、イベント選びの参考になるよう目安をまとめました。

Lv できることの目安 プレーの雰囲気 おすすめのイベント選び
1 テニスを始めたばかり。ラリーは数回続くかどうか。 ゆっくり練習中心。 「ビギナー」「基礎ラリー」「球出し多め」
2 ゆっくりならラリーが続く。サーブは練習中。 フォーム作りがメイン。 「初級」「ミスOK」「ラリー多め」
3 基本ショットは一通り。ミスはまだ多い。 基礎+かんたんなゲーム。 「初中級」「練習6:ゲーム4」
4 中速ラリーが安定。コースや深さを少しコントロールできる。 練習とゲーム半々。 「中級練習会」「ゲームあり」
5 得意ショットがあり、配球を考えられる。ダブルスの動き理解。 ゲーム中心、やや速い展開。 「中級ゲーム中心」「雁行/並行OK」
6 回転や球速を使い分けられる。試合で勝てることが増える。 実戦強度高め。 「中上級」「試合形式多め」
7 市民大会B級や草トーで上位に行ける。 展開が速く、決定力も必要。 「上級」「スコア管理あり」「大会前調整」
8 市民大会A級やオープンでも勝てる。戦術の引き出しが多い。 高強度・高精度。 「上級強度」「オープン挑戦者向け」
9 全国上位のアマチュア層。球質・配球・判断が高水準。 非常にハイレベル。 「トップアマ」「エキシビ/強化マッチ」

Lv1〜3のポイント

  • まずはゆっくり長くラリーを続けるのが目標。
  • サーブは「入れること」を最優先に。
  • 「ビギナー」「初級」「ミスOK」などの表記を選ぶと安心。

Lv4〜6のポイント

  • ラリーはコースと深さを意識して配球。
  • ダブルスは雁行/並行の動きを身につける。
  • 「中級」「ゲーム中心」「並行OK」など実戦寄りへ。

Lv7〜9のポイント

  • サーブ2種+リターンの質で主導権を取る。
  • 深いリターン→前衛のプレッシャー→浅い球を決める、などを持つ。
  • 「上級」「スコア管理」「大会前調整」など目的明確な募集を。

第3章:なぜレベルに差が出るの?

同じ「中級」でも実力差を感じるのは、テニスベアが自己申告制だからです。控えめに申告する人、高めに申告する人、部活で試合慣れしている人、スクール中心の人など背景が違うため、数字だけでは完全に揃いません。結果として「募集は中級」でも、Lv4〜6が混在することがあります。

ミスマッチを減らすコツ

  • 募集文の練習内容(ラリー中心/試合形式/ビギナー歓迎)を確認。
  • 初参加は一段低めで参加し、場の強度を把握。
  • 主催者へ「スクール中級」「市民大会◯回戦」など目安を一言伝える。

第4章:他の基準と比べてみよう

「Lv5はスクールだと?草トーだと?」と迷う人向けに、目安の対応表を示します(公式の決め打ちではありません)。

テニススクール NTRP(米国) テニスベア 特徴(できること) 草トーナメント目安
初級 1.0〜2.0 Lv1〜2 基本ショットの練習中。ラリー短め。 ビギナー・初心者大会
初中級 2.5〜3.0 Lv2〜3 ゆっくりならラリー可。サーブ・ボレー学習中。 入門・初級クラス大会
中級 3.0〜4.0 Lv4〜5 ラリー安定。コントロールと配球の意識あり。 中級大会で勝ち負けが出る帯
中上級 4.0〜4.5 Lv5〜6 得意ショットあり。雁行/並行の理解あり。 市民大会Bクラス、草トー上位
上級 5.0〜5.5 Lv6〜7 球速・回転を使い分け。試合で安定して勝てる。 市民大会上位、オープン挑戦
特上級〜トップ 6.0〜7.0 Lv8〜9 全国アマ上位〜プロ予備軍。戦術と配球が高水準。 全国大会上位、オープン優勝クラス

対応表の使い方

  • スクール生は自分のクラスからベアの目安へ置き換える。
  • NTRPを知っていれば、海外基準と比較して客観度を上げられる。
  • 草トー常連は、いつもの大会の募集レベルと照らして判断。

地域や主催によって傾向差があるため、あくまで参考のものさしとして活用してください。

第5章:イベントを選ぶコツ

1. 募集文をよく読む

  • 「ラリー中心」「基礎練習多め」:ゆっくり練習したい人向け。
  • 「ゲーム中心」「試合形式」:実戦経験を積みたい人向け。
  • 「ビギナー歓迎」:初参加でも入りやすい。

2. 初めては少し低めから

自分の実力が不確かなときは1段低めを選び、場の強度を把握してから調整。

3. 主催者に一言

  • 例1:「スクール初中級です。ラリー10本くらい続きます。」
  • 例2:「市民大会Bで2回戦くらい。ゲーム中心希望です。」

4. レビューを確認

過去イベントのレビューで、主催者のレベル感や雰囲気を把握。「やや強め/初心者に優しい」などの傾向が見えます。

5. 目的に合わせる

  • 練習量を増やしたい → 「基礎練」「ラリー中心」
  • 試合慣れしたい → 「ゲーム中心」「試合形式」
  • 大会前調整 → 「上級」「スコアあり」

第6章:レベルアップするには?

1. サーブ

  • 入れること最優先。目標:1st 50%、2nd 80%以上。
  • トスの高さ・位置を毎回そろえる。
  • 慣れたら2種類以上(フラット+スライス/スピン)を使い分け。

2. ラリー(ストローク)

  • 深さ重視で相手を下げる。センター深めを基準に。
  • クロスを基本、ダウン・ザ・ラインは決め球に。
  • 「10本続ける」など数字目標を置く。

3. ネットプレー(ボレー・スマッシュ)

  • ボレーは面を安定。大きく振らない。
  • スマッシュは前で打点。後退しながらの練習も入れる。

4. フットワーク

  • 「打つ→戻る」を習慣に。立ち止まらない。
  • スプリットは相手の打点に合わせる。
  • 一歩目を速く出す。

5. メンタル

  • 返されても弱気にならず、もう一球粘る意識。
  • チャンスボールのミスは切り替え。「次で決める」。
  • 1ポイントごとにリセットの習慣。

6. 練習の進め方(90日プラン例)

  1. 1か月目:サーブ&ストロークの安定(フォーム固め)。
  2. 2か月目:リターンとフットワーク強化(深さと一歩目)。
  3. 3か月目:ゲーム形式で応用(得意ショットを決め球に)。

よくある質問(Q&A)

Q1. レベルはどう決めればいい?
A. テニス歴とスクールのクラスを基準にすると分かりやすいです。 例:「スクール初中級→Lv2〜3」「中級→Lv4〜5」。迷ったら少し低めに登録して、実際にイベントに出ながら調整しましょう。

Q2. 同じレベルのイベントなのに相手が強すぎた…
A. テニスベアは自己申告制なのでズレが出やすいです。 「ラリー中心」「ビギナー歓迎」などやさしめを選ぶか、主催者に「普段どのくらいの人が来ますか?」と聞いてから参加すると安心です。

Q3. レベルは途中で変えてもいい?
A. 変更OKです。実際に参加して「強すぎる/物足りない」と感じたらプロフィールから修正できます。 目安として3か月ごとに見直すのがおすすめです。

Q4. 草トーの募集レベルとの関係は?
A. 目安は「初級=Lv2〜3」「中級=Lv4〜5」「上級=Lv6以上」です。 ただし大会ごとに参加者層が違うので、過去の入賞者やレビューもあわせて確認してください。

Q5. レベルを早く上げたい!何を練習すればいい?
A. 最優先はサーブとリターンです。 試合の最初の2球で流れが決まることが多いため、サーブを安定させ、リターンを深く返すだけで勝率が大きく変わります。

Q6. 友達とレベルが違います。一緒に出られる?
A. 一緒に出たいときは低い方に合わせるのがおすすめです。 強い方は調整練習になり、弱い方も安心して参加できます。 「レベル幅あり」の募集を選ぶのも良い方法です。

体験談:レベルアップに成功した例

ケース1:テニス歴1年でLv3→Lv5

  • 週2でラリー練中心のイベントに参加。
  • 毎回「ラリー10本」を目標に練習。
  • サーブは「入れること」を徹底。

半年後、ゲーム中心でも楽しめるように。草トー初級でも勝てるようになりました。

ケース2:部活経験ありでLv4→Lv6(3か月)

  • 市民大会に挑戦して実戦経験を積む。
  • ダブルスで雁行・並行の動きを徹底。
  • 試合後は「失点の理由」を毎回メモ。

短期間でLv6へ成長し、市民大会B級でも勝ち上がれる力に。

ケース3:40代からの挑戦でLv2→Lv4(1年)

  • 週1のスクール+週1のイベントを継続。
  • サーブとリターンは確率重視。
  • 強打にこだわらず「つなぐテニス」を意識。

今では「中級ラリー練」にも安心して参加できるようになりました。

まとめ

テニスベアのレベルは同じ実力の人と楽しくプレーするための目安であり、上達を測る物差しでもあります。自己申告制ゆえにズレが生じますが、募集文を確認する・初参加は低めに設定する・主催者に目安を伝えることで、ミスマッチは大幅に減らせます。

また、スクールやNTRP、草トーの基準と照らし合わせれば、自分の現在地も客観的に把握できます。サーブとリターンの安定、ラリーの深さ、フットワーク、メンタルを積み上げていけば、90日で1段階成長することも十分可能です。

レベルを正しく理解し、自分に合ったイベントに参加しながら練習を重ねること。これが、テニスベアをうまく活用して上達していくための最大のポイントです。

*本記事の内容は、筆者の経験と公開情報(公式サイトのFAQ・一般的なテニス指標・各種ガイド)を参考に整理したものです。主催者や地域によって基準や雰囲気に差があります。参加前には最新の募集要項・レビューをご確認ください。

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